そもそも「琴引浜」はなんて読むのか?ウィキペディアによると「ことひきはま」というのが正しいのだそうです。
わたしの場合は、何年も「ことびきはま」と読んでいたので、いまさら「ことひきはま」とは言いにくい。(汗)
わたしが最初に琴引浜を知ったのは、今から25年以上も前。
その海の美しさの感動が今でも続いており、それ以来ほぼ毎年琴引浜に来ています。
あるときは日帰り、あるときはキャンプ、あるときは民宿(旅館)で。
そんな感じでいろいろと琴引浜を楽しんでいます。
琴引浜5つの魅力
丹後半島には、10を超える海水浴場があるのに関わらず、
なぜ琴引浜なのかというと、理由は5つあります。
この5つについて以下で具体的にご紹介したいと思います。
1.美しい
琴引浜は、それはそれは美しいです。
多くの海水浴場にはテトラポットなどのコンクリート製の人工物が海面から見えます。
が琴引浜の場合はそのような人工物がありません。
漁村漂う日本ぽい海水浴場が多い中、琴引浜は、海外を感じさせるリゾート地に来たような気にさせてくれます。
太平洋にある白浜などとは比較にならないほど水の透明度は高いです。
昼の琴引浜(キャンプ場より撮影)
夏の日の夕暮れ。散歩も気持ちが良い。
夕暮れの琴引浜(キャンプ場より撮影)
夜になるとイカ釣り船の灯りが見えてきます。(キャンプ場より撮影)
鳴き砂の上に咲く花。
2.露天風呂が砂浜にある(無料)
砂浜に露天風呂(温泉)のある海水浴場なんてあるでしょうか?
それがあるのが琴引浜なのです。
これには驚きました。
海があって砂浜があってその砂浜の端に温泉があるのです。
水着でそのまんま入れる温泉で、温泉につかりながら広い海を眺めることができます。
この贅沢が無料。
これって凄すぎです。
海で体が冷えると温泉につかります。
体を暖めながら海を眺める。
これ最高です。
琴引浜の温泉は、かけ流しなので、常にキレイなお湯です。
琴引浜の温泉は、いつもやっているわけではありませんので時期と時間に注意が必要です。
温泉のやっている時期は、4月中旬以降から10月下旬頃まで。
無料ということもあり時間は、決まっていないようですが、早朝や夕方ごろからはお湯を抜かれてしまって露天風呂には入れません。
わたしの感覚では、露天風呂に入れるのは、朝の10時ごろから夕方の5時頃という感じでしょうか。
この露天風呂に入るには注意事項を守る必要があります。
水着を着用すること、泥をよく落として入ること、石鹸やシャンプーを使わないこと、などです。
これらを守るようにしましょう。
3.サザエやトコブシ、ウニ、タコ、イカなどが生息
琴引浜のメインとなる浜よりも奥に行くと、
先ほどご紹介した温泉があります。
その温泉の目の前の海は浅瀬の穏やかな磯場。
浅いので小学生でも比較的安全に潜ることができます。
ここには、さまざまな生き物が生息しており、観察をすることができます。
少し潜るとサザエやトコブシ、ウニ、ヒトデ、ウミウシ、タコ、イカなどを見ることができます。
磯場でサザエを取る人
タコを素手で捕まえることができました。
この後たこ焼きにして美味しく頂きました。
というのは嘘で、逃がしてやりました。
これは多分イカかな?
浅瀬にこんなイカがいました。
弱ったイカなので捕まえられました。
イカ釣り漁船から逃げてきたイカかも。
この後逃がしてやりました。
一度海に出ると必ず何個もサザエが見つかります。
ウニの横にいることが多いです。
マイナスドライバーや軍手などがあると良いでしょう。
4.キャンプができる
琴引浜の奥へ行くとキャンプ場があります。
松林になっているため夏でも涼しく過ごすことができます。
キャンプ場
海からキャンプ場方面を撮影。
琴引浜は、鳴き砂を守るためバーベキューは禁止ですが、キャンプ場はバーベキューをしても大丈夫です。
キャンプの料金は、1泊、テント1張り3,000円、タープ1張り1,000円となっています。
このとき払ったお金は、テントを2日間張る料金3,000円と駐車場料金2日間2,000円の合計5,000円でした。
キャンプの予約は必要?
琴引浜でキャンプしたい場合は、予約は不要です。
現地に行って、空いているところにテントを張る。
そうするとおじさんが集金にやってきます。
キャンプ場使用許可証に住所と名前を書きお金を払います。
5.愛犬と泊まれる民宿がある
旅館や民宿などに泊まって、美味しいものを食べ、温泉につかり、ゆっくりとしたいという人の中には、愛犬がいるので難しいという人もおられるはず。
そんなニーズの答えてくれる民宿が琴引浜にはあります。
非常に清潔感のある民宿で、お料理も美味しいです。
↓愛犬と泊まれるおすすめの宿!
琴引浜の海水浴客が多い場所と少ない場所
海水浴客が多いのは、琴引浜の入り口付近から中央付近です。
この付近は普通の海水浴場です。
穴場は奥の方。キャンプ場のある付近の海です。
この辺りは、砂浜もありますが、岩場がたくさんあります。
磯ですからサザエやウニ、タコ、魚など沢山の生物が生息しているため面白いものを沢山みることができます。
サザエを見つけるのは宝探しをしているようで時間を忘れてしまうでしょう。
また、この付近には、無料の露天風呂もあり、水着のまま入ることができます。
琴引浜のペットと泊まれる宿(民宿・旅館)
「民宿 砂の館」。
こちらの宿では小型犬とお泊りすることができます。
中型犬の場合は、基本ダメとなっています。
しかし、許可をもらえる場合もありますので、宿のご主人と相談してみると良いでしょう。
お部屋はお掃除が行き届いており、清潔感を感じました。
エアコンも完備。
ハンガーもあります。
テレビ、ドライヤー、室内物干し完備。
窓から見た景色。
わたしの泊まった部屋は山側なので、海側方面に泊まった人の部屋はまた違った景色だと思います。
砂の館でのお食事
(平成28年8月2日)
夕食
ここの夕食、本当に良かったです。
民宿と名がついているので、それほど料理に期待していなかったのですが、想像以上に良かったです。
ここの宿の場合、夕食は室内で頂くことができます。
民宿と言っても旅館のような感じで中居さんが次々に料理を運んでこられます。
この食事がなかなか美味しかったです。
おしながき。
これをみるとすごい料理の数。
楽しみです。
先付 「夏野菜と鮟鱇の揚げ出し素麺」。
間人産あんこう、ナス、焼き万願寺。
夏はやっぱりそーめん。
味付けも最高です。
前菜 「にぎり三種」。
黒毛和牛ローストビール、シマアジ、イサキ。
どれもうまい。
造里 「夏の地魚お作り盛り」。
刺し身の盛り合わせ。
全部美味しかったけど、特にサザエの刺し身がコリコリしてたまらん!
台物 「陶板焼」。
八鹿豚ロース、ズッキーニ、しめじ、トマトソース。
後で八鹿豚と知り、たまげた。
八鹿豚って幻の豚と呼ばれるブランドなのだそうですから、もっと味わって食べておけば良かった。(汗)
吸い物 「丸仕立て」。
おこぜ真蒸、冬瓜、順菜、針柚子。
蒸物 「蓮根蒸し」。
間人産イワキ、焼き椎茸、オクラ。
揚物 「てんぷら盛り合わせ」。
海老、アオリイカ、ナス、南瓜、万願寺。
揚げてたを持ってきて頂けるので、最高に美味しいです。
熱々の天ぷらを頂き、日本酒をグビッといけばさらに最高だあ!
食事 「間人産バイ貝の炊き込みご飯。
いい味がついています。
お米が美味しい。
焼物 「間人産スズキの酒塩焼」。
自家製バジルのヴェルデソース。
魚料理ですが、これは旨い。
旨味のある味で、酒の肴にピッタリです。
もちろん日本酒も注文しました。
この宿「砂の館」オリジナルの日本酒のようです。
冷酒。
うん。
最高!
料理と合う。
アワビ。生きている新鮮なアワビを目の前で火にかけます。
小ぶりのアワビですが、ナイフで切ると肉厚であるのがわかります。
味は?
もちろん歯ごたえと旨味があり美味しい!
デザート。
おしながきには書かれていませんでしたが、デザートが出てきました。
これ最高に美味しいです。
朝食
朝食は、1階の食堂で頂くスタイルです。
朝食の時間は、8時から8時30分。
砂の館の朝食は、夕食に増して期待以上のものがありました。
品数が多いのはもちろんですが、どれも素晴らしい逸品。
だし巻き美味しい!
そんな声が後ろからも聞こえてきました。
砂の館のお料理はどれも美味しいはずです。
パンフレットを見ると、砂の館では、野菜やお米(コシヒカリ)は、自家栽培のものを使っているようです。凄い民宿かも。
ペットに関する宿の情報
ペットは、室内では必ずマナーパンツ(おむつ)を着用することが必須条件となっています。
うちのフレンチブルドッグは、子供用のおむつを購入して着用させました。
すぐに脱げそうだったので、サスペンダーも用意しました。
フレンチブルドッグと言えば中型犬ですが、
おとなしいので、宿のご主人に許可を頂くことができました。
犬のサークル・ゲージは、言うと用意して頂くことも可能です。
うちの場合は用意して頂きました。
犬のベットに関しては持参です。
粘着シートクリーナー(コロコロ)ペットシーツなども用意されていました。
砂の館の共用部
玄関入って正面にある受付カウンター。
チェクイン、チェックアウトはこちらで。
砂の館のお風呂。というか温泉です。
小さいですがなかなか雰囲気のある岩風呂になっています。
洗い場は、同時に3人までしか体を洗うことはできないため、3人入っている場合は、後にした方が良いかもしれません。
源泉名は、「鳴き砂温泉」。
適応症(浴用) 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進となっています。
↓砂の館の口コミや料金、予約はこちら!
琴引浜の海の家
琴引浜に海の家は3つあります。
普通砂浜に海の家がありますが、琴引浜の場合は砂浜にはありません。
琴引浜の入り口から近い場所に2つと奥のキャンプ場に近いところに1つあります。
一番おすすめの海の家は、「浜店丸信」。
琴引浜入り口から一番近いところにあります。
味も美味しいし、他の2件の海の家よりも親切な気がします。
ここはペットもOKです。
パラソル、うきわ、ボディーボート、チェアーのレンタルもやっているようです。
いかネギトロ丼800円。ネタが新鮮でコリコリ。
甘みがあるとっても美味しいイカです。
焼きそば600円。
普通に美味しい。
かき氷いちご350円。
海の家に来たらかき氷は食べておきたいですね。
浜店丸信の飲み物メニュー
浜店丸信の食べ物メニュー
ここの店主、生ビールを頼んだら酒のあてをサービスしてくれたり、なかなか気前の良いお店です。
今年の夏は暑いよ!その日焼クリームで大丈夫?
あなたは海で日焼クリームをお使いですか?
海に入ったり出たりで、効果はあるのでしょうか。
クリームの場合は塗りむらも出ます。
汗で流れ落ちたりもします。
また、何度も塗りなおすのも手間。
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